2005年9月9日 午後6時配信
重陽神事 烏相撲
上賀茂神社


 9月9日猛暑のなか、上賀茂神社の本殿で重陽神事がおこなわれました。続いて子供達による烏相撲が奉納され、力強い取り組みで観客をおおいに沸かせました。
 烏相撲は上賀茂神社御祭神の外祖父賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が神武天皇東征に際し、八咫烏(やたがらす)と化(な)って先導された故事と悪霊退治の行事としての相撲が結びついておこなわれるようになったといわれています。
 土俵の左右から弓矢を手にした刀祢が横飛で現われます。そして「カーカーカー」、「コーコーコー」と、烏の鳴き真似をします。そして、禰宜方(ねぎかた)、祝方(ほうりかた)に分れ、児童による相撲が始まりました。烏相撲が終わると、菊酒の無料接待がおこなわれ、観客らは菊酒を楽しんでいました。
 九月九日は、九という陽の数字が重なる事から重陽といい、古来よりこの日に菊酒を飲んだり、菊花についた露で肌を拭ったりして災厄を祓ってきました。古来宮中その他で行われた五節句の一つの重陽の節句に相当し、本殿に菊花を供え無病息災を祈願します。

重陽神事 烏相撲
ところ 上賀茂神社
(京都市北区上賀茂)
とき 9月9日(金)午前10時〜
交通 市バス「上賀茂神社前」「御園口町」下車