2007年1月30日 午後3時配信
非公開文化財特別公開
東福寺 龍吟庵


 東山区の東福寺塔頭 龍吟庵(りょうぎんあん)において「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」が開催中です。
 通天橋、臥雲橋とともに東福寺3名橋の1つである慶長8年(1603)につくられた木造橋廊「偃月橋(えんげつきょう)」(重文)を渡ると龍吟庵があります。龍吟庵は南禅寺の開祖でもある東福寺第3世 無関普門(大明国師)の
住房跡です。国宝の方丈は、嘉慶元年(1387)に建てられた単層、入母屋造り、こけら葺で、現存最古の方丈建築です。柱間中央には両開き板唐戸(いたからど)の入口があり、両端の柱間には遣戸をはめ込むなど書院造りに寝殿造り風の名残があります。方丈正面には足利義満の筆による「龍吟庵」の額が掲げられています。
 庭園は重森三玲氏の作庭で、方丈を東西南に囲む三ヵ所からなる枯山水庭園です。西庭は石組で龍の昇天をあらわし、竹垣の模様で稲妻をあらわしています。東庭は大明国師が幼少の頃、熱病にかかり山中に捨てられたとき、2頭の犬がオオカミ6頭から国師を救ったいわれが表現されています。方丈正面の南庭は一木一草もない白砂のみのものです。


非公開文化財特別公開
ところ 東福寺 龍吟庵
(東山区本町)
とき 1月13日(土)〜3月18日(日)
公開時間 午前10時〜午後4時(受付終了)
料金 600円
お問合せ 京都市観光協会 075-752-0227
URL http://www.tofukuji.jp/
交通 JR「東福寺」駅下車徒歩約10分
京阪「東福寺」駅下車徒歩約10分