2007年1月31日 午後4時配信
非公開文化財特別公開
東福寺 浴室・東司


 東山区の東福寺 浴室・東司(とうす)において「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」が開催中です。
 三門の東に位置する初公開の浴室(重文)は、室町時代に建てられた京都最古の禅宗様式の浴室建築の遺構です。土間を入った奥左右には腰掛けがあり、中央板敷を洗い場とする蒸し風呂になっています。後方には釜や焚き口があります。釜で湯を沸かし、蒸し風呂に薬草を入れて、蒸気で体を癒していたそうです。
 禅堂の南にある東司(重文)は、日本最古最大の禅宗式のトイレで、室町時代唯一の東司の遺構として貴重なものです。中央通路をはさんで左右両側に溜壷が並んでいます。禅僧は用便も修行のひとつとされており、東司に行くにも厳しい作法が定められていました。トイレで用を足して、蓄えたものは農家の人が買って、肥料にしていたそうです。
 初公開の浴室が見られるこの機会に是非、訪れてみて下さい。


非公開文化財特別公開
ところ 東福寺 浴室・東司
(東山区本町)
とき 1月13日(土)〜3月18日(日)
公開時間 午前10時〜午後4時(受付終了)
料金 600円
お問合せ 京都市観光協会 075-752-0227
URL http://www.tofukuji.jp/
交通 JR「東福寺」駅下車徒歩約10分
京阪「東福寺」駅下車徒歩約10分