2007年6月20日 午後8時配信
竹伐り会式
鞍馬寺


 千年の古儀である「竹伐り会式」が今日20日、左京区鞍馬の鞍馬寺本殿において行われました。竹伐り会式は鞍馬山中興の祖・峯延(ぶえん)上人が、大蛇を仏法の力で倒した故事に因み執り行われます。青竹を雄蛇に見立てて、近江・丹波の両座に分かれて伐る早さを競い、勝敗によりその年の両地方の豊凶を占います。
 午後2時より大勢の参拝者が見守るなか武者草鞋に五条袈裟を弁慶かぶりにした勇ましい大惣法師仲間らが登場。その後、稚児の「竹ならしあげ候え」の声で、「竹ならし」とよばれる試し伐りが行われ、引き続き舞楽 南天招福の舞 還城楽が奉納されました。
 導師の檜扇(ひせん)を合図に近江・丹波の両座に分かれた法師が、かけ声とともに長さ4メートル、太さ10センチもある青竹を太刀で勢いよく豪快に伐り落としました。今年は丹波座がいち早く竹を伐り、参拝者の歓声を浴びながら本坊に向かって走り抜けて行きました。そして、小学生らが一斉に舞台にかけあがると、周りの人たちもかけあがり、魔除けのご利益があるという竹の断片を拾い集めていました。

竹伐り会式
ところ 鞍馬寺本殿
(左京区鞍馬本町)
とき 6月20日(水)午後2時〜
交通 叡山電車鞍馬線「鞍馬」駅下車、徒歩約30分