先祖の霊魂であるお精霊さんをお迎えする「六道まいり」が7日から東山区の六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)で始まっています。六道とは、地獄道、餓鬼道、畜生道、人間道、修羅道、天道と、仏教の説く六つの道のことで、生けとし生けるもの全ては、生前などに行った善悪の業によって六道のいずれかに輪廻転生するとされています。
六道珍皇寺のあるあたりは、平安の頃、東の葬場として知られた鳥辺野の入口にあたり、古くから「六道の辻」と呼ばれてきました。
参拝者は、水塔婆と呼ばれる経木に先祖の戒名を書き、霊を現世に呼び戻すといわれる「迎え鐘」をついてお精霊さんを迎えます。鐘をついた後、水塔婆を線香の煙で清め、五百体もの石仏が並ぶ「賽の河原」で参道で買った高野槙を使い水回向をします。
早朝から大勢の参拝者が訪れ、境内は冥土の果てまで届くという鐘の音が絶えず響きわたっていました。
また、今年完成した小野篁にちなんだ「たかむら地蔵尊」も公開されています。



