京の六地蔵めぐりが22日、23日に行われ、参拝者は京の旧街道入り口にある六ヶ寺をめぐり、六体のお地蔵さんを巡拝しました。六ヶ寺のひとつ鞍馬口街道の上善寺では22日夜、国の重要無形民族文化財に指定されている小山郷六斎念仏が奉納され、境内に笛や太鼓の音が響きわたりました。正確にどれだけ上手く叩けるかを競う「四ッ太鼓」や優雅な中に漫才的な掛け合いがある「万歳」、お坊さんとオカメも登場する「祇園ばやし」、獅子と蜘蛛の闘いが繰り広げられる「獅子の曲」などが次々と披露されました。「獅子の曲」では獅子が碁盤の上で逆立ちを見事にきめると、観衆から拍手と声援が沸き起こりました。
六斎念仏は空也上人が民衆に仏教を広めるために六斎日に鉦や太鼓をたたいて念仏を唱えながら踊ったことが起こりといわれています。小山郷六斎念仏は、江戸中期頃までは干菜寺(ほしなでら)系の公家六斎と呼ばれていましたが、江戸後期から明治にかけて、空也堂系の芸能六斎となり今日に至っていると伝えられています。



