
鹿ヶ谷カボチャ供養は、今から約240年ほど前の住職であった真空益随上人(しんくうやくずいしょうにん)が、ご本尊の阿弥陀如来から「夏の土用の頃に鹿ヶ谷カボチャを食すると中風にならない」とお告げを受け、以後、毎年7月25日に日を決め、行われるようになりました。
鹿ヶ谷カボチャはひょうたんの形をしたカボチャで、江戸時代から作られている京の伝統野菜のひとつです。標準的な品種と比べ、栄養価が高く、高血圧などの成人病の予防に有効な成分を多く含んでいるそうです。
また、虫干しを兼ねて、掛け軸など宝物も特別公開されました。