きょうのきょう ―今日の京―

2012年8月9日 午後1時配信
西福寺で「檀林皇后九相図絵」を見る


メイン写真
サブ写真  先祖の霊を迎える「お精霊迎え」が檀林皇后がたびたび参拝していたといわれる六道の辻 地蔵尊 西福寺において10日まで行われています。お精霊迎えの期間中は、「檀林皇后九相図絵」や「六道十界図絵」など貴重な寺宝が公開されています。
 江戸時代初期に描かれた「檀林皇后九相図絵」は、嵯峨天皇の妃であった檀林皇后の生前から死後、亡骸が腐敗し、白骨になり、土にかえるまでを九段階の絵によってあらわしたものです。
 六波羅地蔵堂とも呼ばれる同寺は、平安時代に弘法大師空海が辻堂を建て、自作の地蔵尊を祀ったのが始まりと伝わります。

西福寺で「檀林皇后九相図絵」を見る
ところ: 西福寺(東山区松原通大和大路東入ル)
とき: 8月7日(火)〜10日(金)
交通: 市バス「清水道」下車
交通: 市バス「清水道」下車、徒歩5分