
厳しい残暑が続くいまは、参拝者は糺の森の木々を眺めながら「鴨の氷室の氷」をおいしそうにいただいています。
鴨の氷室の氷の説明が次のように書かれていました。「下鴨神社大炊殿(おおいどの)の氷室は、冬の新鮮な雪を、夏まで糺の森に保存しておく所のことです。京の真夏の伝統行事、下鴨神社氷室神事は、氷の朔日(ついたち)とも呼ばれ、氷を宮中へ献上したり、氷室開き神事で無病息災を祈願し、 氷を口にしてお祓いをしました。「さるや」では、古事にならい、暑い夏を平穏無事にお過ごし願いたいと、初雪のような純白の氷をかき、「鴨の氷室の氷」を再現しました。」