京の歳時記
7月の京都

■長期開催の行事:7月
日程 行事名 内容
5/1(火)〜
9/30(日)
鴨川納涼床
(鴨川西岸-二条〜五条)
鴨川の隣りを流れるみそぎ川に、約70店が床を並べる。京都の夏の風物詩。(2007年6月22日きょうのきょう)
5/1(火)〜
9/30(日)
貴船川床開き
(貴船川)
貴船神社周辺の料理旅館など20軒ほどが川床を開く。(2007年6月13日きょうのきょう)
6/1(金)〜
7/8(日)
紫陽花園
(三室戸寺)
枯山水、池泉、広庭からなる5000坪の大庭園に、30種10000株の紫陽花が咲き乱れる。(2006年6月16日きょうのきょう)
6/17(日)〜
7/16(月祝)
三千院あじさい祭
(三千院)
花の開花に合わせて行われる。期間中、3000株以上の星紫陽花や山紫陽花などが楽しめる。(2005年7月8日きょうのきょう)
6/15(金)〜
7/16(月)
桔梗賞でる特別公開
(天得院)
桔梗の開花時期に合わせて特別公開が行われる。杉苔におおわれた枯山水の本堂前庭で、青や白の花を咲かせる二重の桔梗は秀逸。(2007年6月22日きょうのきょう)
6/23(土)〜
9/30(日)
宇治川の鵜飼
(宇治川・塔の島付近)
蜻蛉日記にも登場する宇治川の鵜飼は、大正時代から観光鵜飼として現在に至っている。
6/2(土)〜
約1ヵ月間
あじさい苑の公開
(藤森神社)
境内の約4分の1を占める紫陽花園は色とりどりのあじさいが咲き乱れ、幻想的な雰囲気を醸し出す。 (2007年6月14日きょうのきょう)
7/1(日)〜
9/15(土)
嵐山の鵜飼
(渡月橋上流)
嵐山に流れる大堰川に船を浮かべ、かがり火の中古式漁法の鵜飼いが行われる。(2001年8月14日きょうのきょう)
7/7(土)〜
7/29(日)
観蓮会
(法金剛院)
早朝より世界中の蓮が見学できる。また、重文の仏像や特別名勝の庭園も観賞可能。(2002年7月8日きょうのきょう)

■短い日程の行事:初日が7月1日〜10日
日程 行事名 内容
1(日)〜
5(木)
祇園祭 吉符入り
(各鉾町、各山町)
祇園祭は八坂神社の祭礼で、7/1〜7/31まで様々な行事が執り行われる。吉符はその神事始めの行事で、山・鉾を守り伝える中京、下京の町では山鉾関係者が町の会所に集まり、祭神をまつって祈願する。(2002年7月1日きょうのきょう)
1(日) 祇園祭 長刀鉾町お千度
(八坂神社)
山鉾巡行の際、先頭を行く長刀鉾町の役員たちが、その年に選ばれた稚児とともに八坂神社に参拝する。(2005年7月1日きょうのきょう)
1(日) 御戸代会神事
(上賀茂神社)
祭神別雷神は水神、雷神、農耕の神で、御戸代会神事は田植えのあとの虫害駆除を祈るもの。4/3の土解祭、6/10の御田植神事と一連の神事で、五穀豊穣を祈願する。御戸代とは神に供する稲を作る神田。
2(月) 祇園祭 くじ取り式
(市役所市会議事堂)
17日に行われる山鉾巡行の順番を、市長の立会いのもとにくじを引いて決められる。32基中8基は“くじ取らず”といい、毎年順番が決まっている。
7(土) 御手洗祭・七夕祭
(北野天満宮)

御手洗祭は七夕の歌を献じ、春から夏の節目に無病息災を祈願し、学芸上達を願い祭典。七夕祭は、氏子地区の園児達が三光門に短冊を飾った笹竹を立て、歌をうたい、七夕踊を踊る。(2005年7月7日きょうのきょう)

7(土) 七夕祭
(地主神社)
縁結びの神として知られる地主神社では、恋の成就、良縁祈願の神事として七夕祭が営まれ、女性の信仰を集めている。祭典では七夕こけしのお祓いが行われる。
7(土) 精大明神例祭
(白峯神宮)
精大明神とは蹴鞠の神。祭典ののち、拝殿横で梶鞠という古式の蹴鞠を奉納。続いて元禄時代のきらびやかな衣装を片袖ぬぎに着て、紫のはちまきをしめた少女たちが七夕笹を中心に優雅に舞う。(2005年7月7日きょうのきょう)
7(土) 貴船の水まつり
(貴船神社)
水の神をまつる貴船神社で、水の恩に感謝し水の恵みを祈る神事が行われる。神事ののち裏千家による献茶、鷺森神社雅楽保存会による舞楽の奉納、宮中に伝わる生間流式包丁奉納が行われる。
9(月)〜
12(木)
陶器供養法要と陶器市
(千本釈迦堂)
日常の暮らしに深いかかわりを持つ陶磁器に感謝を捧げ、あわせて業界の発展を祈願する法要が営まれる。約40年前から始められたもので、全国各地からの陶器が並ぶ。どれも市価の2〜5割安といわれる。(2005年7月11日きょうのきょう)
10(火) 祇園祭 お迎え提灯
(八坂神社)
祇園祭の神輿が、鴨川の水で清められる。神輿洗いの神輿を迎えるために提灯を立てて行列をととのえ、氏子地域を練り歩く。(2004年7月12日きょうのきょう京都ムービー)
10(火) 祇園祭 神輿洗い
(八坂神社 四条大橋)
祇園祭の神幸祭が17日夜に行われるのに先立って、神輿を鴨川の水で洗い清める儀式。大松明に浄火を点じ、南門から四条大橋まで往復して道を清める。神輿洗いは28日にも行われるが、本来は神迎え、神送りを意味したものと思われる。(2005年7月11日きょうのきょう)
10(火)〜
14(土)
祇園祭 鉾建て山建て
(各鉾町 各山町)
山鉾巡行を目前にして、各山鉾町ごとに鉾、山の組み建てが始まる。それぞれが組み上がるまで2日から3日を要し、小型の山でも丸一日かかる。釘を1本も使わない独特の美しい綱締めの手法で、巨大な鉾が見事に組み立てられる。(2007年7月11日きょうのきょう)

■短い日程の行事:初日が7月11日〜20日
日程 行事名 内容
9(月)〜
12(木)
陶器供養法要と陶器市
(千本釈迦堂)
日常の暮らしに深いかかわりを持つ陶磁器に感謝を捧げ、あわせて業界の発展を祈願する法要が営まれる。約40年前から始められたもので、全国各地からの陶器が並ぶ。どれも市価の2〜5割安といわれる。(2005年7月11日きょうのきょう)
10(火)〜
14(土)
祇園祭 鉾建て山建て
(各鉾町 各山町)
山鉾巡行を目前にして、各山鉾町ごとに鉾、山の組み建てが始まる。それぞれが組み上がるまで2日から3日を要し、小型の山でも丸一日かかる。釘を1本も使わない独特の美しい綱締めの手法で、巨大な鉾が見事に組み立てられる。(2007年7月11日きょうのきょう)
12(木)〜
14(土)
祇園祭 鉾曳き初め山かつぎ初め
(各鉾町 各山町)
各鉾が子供達をまじえて町内を試し曳きする。各山も山町の人が各町内をかついでまわる。(2005年7月13日きょうのきょう)
13(金) 祇園祭 稚児社参
(八坂神社)
祇園祭において重要な役割を担うのが、神の代理と考えられる稚児である。江戸時代中期までは全ての鉾に稚児が乗っていたが、現在は長刀鉾のみで、他は人形がまつられている。長刀鉾の稚児は、6月に市内の10歳前後の少年から選ばれ、長刀鉾町の仮養子となる。この日、稚児は立ち烏帽子、水干姿で従者をつれ、白馬にのってお参りする。(2005年7月13日きょうのきょう)
14(土)〜
16(月)
祇園祭 宵山
(各鉾町 各山町)
山鉾巡行の当日にもまして、山鉾の町は宵山、宵々山と連夜賑わいを見せる。四条通は歩行者天国となり、夜店が軒を並べ、浴衣姿の男女の姿が多く見られる。(2005年7月19日きょうのきょう)
15(日) 御田祭
(松尾大社)

氏子地区に指定されている下津林・松尾・嵐山から10歳前後の少女3人が植女として選ばれ、古式にならって五穀豊穣の祈願祭が行われる。10時〜祭典が始まり、11時頃より早苗を持つ3名の植女が壮夫の肩に乗り、雅楽が奏でられる中、拝殿の周りを三周する植女拝殿三周行事が行われる。拝殿では謡曲も披露される。(2002年7月22日きょうのきょう)

17(火) 祇園祭 山鉾巡行
(四条通 河原町通 御池通 新町通)
7月1日の吉符入りから31日の夏越祭まで、1ヶ月にも渡る祇園祭の最大の見どころ。祇園囃子が賑やかに響き、山鉾が動き始める。途中、四条堺町で京都市長によるくじ改めがあり、四条麩屋町では長刀鉾の稚児が、四条通に渡した斎竹(いみたけ)の注連縄を太刀で切り落とす。結界をとりはずし、神域に入る儀式であり、これより神事としての山鉾巡行が始まる。辻まわしは見物客の目をひきつける荒業で、直径3m前後の木の車を固定した鉾を、割り竹をしたにしき、水をうってテコを使い、90度方向転換する。辻まわしが行われる四条河原町、河原町御池の角には辻まわしを見ようと、人があふれる。(2005年7月19日きょうのきょう)
17(火) 祇園祭 神幸祭
(八坂神社 四条御旅所)
祇園祭のもっとも重要な神事。祭典ののち、久世駒形稚児が先に立ち、中御座、東御座、東御座、西御座の3基の神輿と子供神輿が順に神社を出発する。所定のコースを巡行し、四条寺町の御旅所に渡御する。(2005年7月19日きょうのきょう)
27(金)〜
29(日)
清水焼団地陶器まつり
(清水焼団地)
京焼を代表する清水焼は、かつて東山清水、五条坂一帯の窯で焼かれていたのでその名がついた。団地一帯にテントが並ぶ大陶器市で、平常価格の3〜5割引で販売される。(2003年7月22日きょうのきょう)

■短い日程の行事:初日が7月21日〜31日
日程 行事名 内容
28(木)〜
31(日)
御手洗(みたらし)祭
(下鴨神社)
毎年土用の丑の日に、多数の参詣者が御手洗池に足を膝下までひたして進み、社前に灯明を献じ、無病息災を祈る。(2007年7月27日きょうのきょう)
21(土)、
23(月)
きゅうり封じ
(神光院)
姓名、年齢、住所、病名を書いた紙にきゅうりを包み、祈祷を受けて家に持ち帰り、体の痛いところ、悪いところをなでる。(2007年7月23日きょうのきょう)
21(土)〜
22(日)
本宮祭
(伏見稲荷大社)

日頃の神徳に感謝する祭。宵宮には、万灯の神事が行われる。境内から稲荷山全域にわたり点在する灯籠と数千にもおよぶ献納提灯に灯が点じられる。参集殿前の広場では、講員有志らの奉納により本宮踊が賑やかに繰り広げられる。(2002年7月19日きょうのきょう)

23(日) 辨天祭
(長建寺)

真言宗醍醐派の修験者30〜50名からなる行者が、護摩の修法を行う。

24(火) 祇園祭 花傘巡行
(八坂神社)
「あと祭」として行われ、四花街のきれいどころや、鷺舞、傘鉾など総勢1000人の大行列が練り歩く。神社に帰着したのち、境内では、津和野の弥栄神社から伝承、復活した鷲舞をはじめ、祇園太鼓、久世六斎念仏、祇園田楽や祇園甲部と宮川町の舞妓、芸妓による雀踊、コンチキ音頭など、数々の舞踊、芸能が奉納される。(2007年7月24日きょうのきょう)
24(火) 祇園祭 還幸祭
(八坂神社 四条御旅所)
祇園祭の神事として、17日から御神体を奉じて渡御していた神輿3基が、四条御旅所を発ち、氏子町内を巡行する。21時過ぎ本社に還幸する。(2007年7月25日きょうのきょう)
25(水) 鹿ケ谷かぼちゃ供養
(安楽寺)
真空上人が夢で「夏の土用に鹿ヶ谷カボチャを食べると中風にかからない」とのお告げを受けたのが始まりとされる。参拝者にカボチャを接待。また、当寺の寺宝が一般公開される。(2004年7月26日きょうのきょう)
28(土) 祇園祭 神輿洗い
(八坂神社 四条大橋)
10日の神輿洗いと同じく、24日の還幸祭を終えて帰着した東御座、中御座、西御座の3基のうち中御座1基を、再び大松明の火で清めた四条通から四条大橋の中央まで、渡す。鴨川から水をくみあげ、榊に含ませて神輿に注ぎ、清める。(2005年7月29日きょうのきょう)
29(日) 祇園祭 神事済奉告祭
(八坂神社)
祇園祭の神事が、すべて滞りなく終了したことを神前に奉告し、感謝する儀式。
31(火) 千日詣り
(愛宕神社)
千日詣りは正式には千日通夜祭(せんにちつうやさい)と呼び、7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると1000日分の火伏・防火の御利益があると言われる。当日は、麓の清滝から山頂の愛宕神社までの約4kmの表参道には明かりが翌朝まで点灯され、毎年数万人の参拝者で境内参道は埋め尽くされる。
31(火) 夏越祭
(疫神社)
疫神社の鳥居に大茅の輪が設けられ、参拝者はこれをくぐって「蘇民将来乃子孫也」の護符を授かる。(2004年8月2日きょうのきょう)
31(火) 茅の輪神事
(御香宮神社)
本殿と拝殿の中間に直径約3mの茅の輪をかけ、本殿で祭典を行ったのち、神職がまず茅の輪をくぐり、つづいて参拝者が茅萱を抜きとる。その茅萱を家に持ち帰り、輪にして門口につるしておくと疫病にかからないとされている。